第7回PVA棒高跳び教室
本日のねらい「 ポールに力を伝える方法を身につける」
今年7回目のPVA棒高跳び教室は、広島県で最もグラウンドの広い高校である近畿大学附属広島高等学校中学校・東広島校で行いました(グラウンドが広いだけでなく名前も長いですね)。県内からから20名以上集まり、この日初めてポールを持つ選手から5m近くを跳ぶ選手まで競技レベルも様々でした。本日のテーマはポールに正しく力を伝えることです。そのために必要な基本的動作の確認を2時間みっちり行いました。竹内先生がこのポイントを大切にされているからこそ近大東広島は全国大会常連校になっているのですね。指導者間では「この動作をやっておいてー」ではなくきちんと自分の目の前で確実にやらしきることが大事ということを再確認しました。
練習後は竹内先生による校内見学ツアーも開催されました。サービスエリアのような綺麗なトイレ、4階の体育館、中庭など他校の生徒には魅了的に映るものが多かったようです。羨ましい、すごいなどの声が溢れていました。高校見学まで出来てしまうのが県内場所で開催される棒高跳び教室のいいところですね。
竹内先生から本日の内容について説明です。
写真中央にはもう一つのピット(通称:赤ピット)が見えます。グラウンドも400mトラックがあり、かなり大きいです。
練習初めのアイスブレイクとして、24人で一言も話さずに誕生日順の円を作ってみました。
1/1(左)、12/31(右)
一人一人誕生日を確認していきます。見事大成功でした。参加者の中にはこの日が誕生日の人も、おめでとうございました。
簡単なゲームもあり緊張していた人も、若干緊張がほぐれましたね。
ここからは並んで動きづくりを行っていきます。各チームに近校生が入るように指示がありました。手を上げて確認中です。
棒高跳びで大事なことは上半身と下半身の連動とお話がありました。タイミングの確認をスキップで行います。前方向にスキップし、足が地面についた時に逆足がどこにあるのかを確認しました。
踏み替えを早く行うことを意識しています。
次は音楽のリズム(1、2、3、4)で上半身と下半身を別々に動かしていきます。
きちんと反発を貰えているかもチェックです。
回転も入ってました。
メディシンボールを持って二人組になりタッチダウンパスを行います。近大三村くん加藤さんがお手本を見せてくれました。
ボールの押し返しのお手本は三村くん土田くんです。息の合ったお手本でした。
三村くんのお手本動画
踏切前の6歩の練習として、ミニハードルとメディシンボールです。
近校生に集合がかかり、竹内先生から指示が出ました。近校生を中心に各グループで動きの確認を行っています。
ミニハードルドリル(動画)
ポールこぎでは「どれだけポールを早く進めるか」に着目して行いました。中級者以上は飛んで着く(足が浮いてからポールを着く)ことも意識します。
6歩歩きながらのポールおろし、5、6を素早く❗️(1、2、3、4、56の感じ)
ポール走では踏み切った足と同じ足で着地することを意識しました。ここまで2時間丁寧に基本練習を行うことが自己ベストへの近道かもしれませんね。
基本練習後は、砂場(初心者)、赤ピット(中級者)、青ピット(上級者)に分かれて1時間程度跳躍練習を行いました。
集合後、近校ツアーをして終了しました。
次回のPVA棒高跳び教室は、…
日時:12月14日(土曜日)
場所:広島工大高